导航条

平成23年8月29日月曜日

「アラド戦記」“日韓戦”のPvPイベント第一ラウンドが開催。僅差の激戦を制したのは日本チーム!

「アラド戦記」で日本と韓国の代表が激突


2008年1月19日,NHN Japanは東京・品川の本社ビル内にて,同社が運営するオンラインアクションRPG「アラド戦記」のオフラインイベント,アラド RMT「2007-2008 日韓決闘大会 本戦・JAPAN Round」を開催した。

本イベントは,アラド戦記における日韓の最強プレイヤー達が,本作のPvPモードで激突するゲーム大会。今回の決勝大会に先駆けて,日本では2007年 12月下旬に,韓国では2007年7月~12月に予選試合が行われ,その結果各国6名,計12名の代表選手が選出されている。

日韓の代表選手は,日本大会(1月19日)と韓国大会(2月3日)の計2回で勝敗を競い合い,その総合成績で優勝国を決定する。その最初のラウンドが,本稿で紹介する「2007-2008 日韓決闘大会 本戦・JAPAN Round」というわけである。

ちなみに,「アラド戦記」の正式サービスは2006年9月から始まっているいるが,新クラスの追加やレベルキャップの開放をはじめとしたアップデートが 着実に行われてきており,今ではハンゲーム内の主力コンテンツの一つとなっている。ハンゲームの各タイトルは,現在遊んでいるプレイヤーの実数がポータル サイト上で確認できるが,この数字を見てもかなり好調のようだ。
しかし,韓国における「Dungeon & Fighter」(アラド戦記の韓国でのサービス名)の人気は,まさに桁違い。大掛かりな会場で開催される本作の大会はテレビ放映され,ムービーを見るだ けでも,その盛り上がりぶりがひしひしと伝わってくる。実際,「Dungeon & Fighter」は,韓国における有数のビッグタイトルの一本として認知されているのである。
このような激戦を潜り抜けてきた韓国チームの猛者に,(運営期間的に)後発の日本チーム勢がどこまで食い下がれるか,というのが今回の焦点の一つであった。


本大会のレギュレーションについて触れておくと,日本版と韓国版とでゲームバージョンに差異があることから,基本的に日本側のバージョンに準拠してい る。次に試合用のキャラクターは,各選手が普段使用しているものを,そのまま大会専用サーバーにコピーする方法。よって純粋なPvPテクニックに加え,選 択するスキルや装備も勝敗を大きく左右するというわけだ。ただし回復ポーションを始めとした消費アイテムは,一部を除き使用不可となっている。

ゲームクライアントは全選手が日本語版で,これは韓国側の選手にとってプレイしにくいのでは……? と心配されたが,各選手の様子を見る限り戸惑った様 子は見受けられなかった。それどころか,ゲームパッドを使わずにキーボードで操作する選手や,中にはウィンドウモードでプレイ(!)している猛者がいたの には驚かされてしまった。また韓国側の選手達は終始和気藹々としており,テンションも妙に高く,なんというか,こういったイベントに場慣れているなぁと感 じた次第だ。

勝者決定が最終試合までもつれ込む大激戦


会場が暗転すると,まずはNHN JapanのGMで本大会の実況解説を務める「ナゲール」氏が,ロッキーのテーマと共に入場。続いて日本・韓国でのイメージガールを務める川口りささんと ヒョン ウォンヒさんが,それぞれの国のでトッププレイヤーを示す旗を携えて入場。そして最後に,両国の総勢12名の選手が入場し,試合の火蓋がいよいよ切って落 とされた。

試合内容の報告へ入る前に,まずは両チームの出場選手を紹介しておこう。


今回のJAPAN Roundでは,1回戦として「1対1の個人戦」が計6試合,2回戦として「3対3の勝ち抜き戦」が計2試合,そして3回戦「2対2のダブルス」が計3試合行われる。各試合では,先に2本先取した側が勝利だ。

実際の試合内容だが,もうとにかくハイレベルの一言に尽きる。もともとアラド戦記は日本のアーケードゲームに大きな影響を受けて作られたタイトルで,ア クション性の高さは素晴らしいものがある。しかも上位職への転職を始めとしたRPG要素がフィーチャーされており,これらのハイレベルキャラクターが繰り 出すアクションの数々は,見ているだけで痛快である。

参加選手の中で印象深かったのは,日本チームの「輝ノ進」選手だ。彼の使用しているクラスの“退魔師”は,Act4(2007年10月31日)で実装さ れた“プリースト”を上位職に転職させたもの。実装からわずか2か月足らずで,PvP用のキャラクターとして仕上げてきたのには驚きである。また,円を描 くように武器を振り回しながら攻撃するプリーストの姿は見るからに豪快で,彼が勝利した試合はいずれも大きな歓声が上がっていた。あの試合を見た人の中に は,「あとで自分もプリーストでプレイしてみようかな」と思った人もいたことだろう。

●1回戦

最初に行われたのは,1対1での個人戦。第1試合はファバル選手が2-1で勝利,第2試合,第3試合はあーくん選手,アミリア選手が0-2で敗北を喫し てしまう。その後,第4試合と第5試合で輝ノ進選手,寿選手が2-1で勝利し,日本チームリードのまま試合は第6試合へともつれこむが,gaia201x 選手が0-2で敗れてしまい,1回戦は「3-3」のドローという結果に。これについて実況解説を務めたGMのナゲール氏は,「韓国勢が圧勝してしまわないか不安でしたが,日本のレベルも大分近づいているようです」と嬉しそうにコメント。


●2回戦

続く2回戦は,3対3の勝ち抜き戦。日本チームは“ファバル選手,輝ノ進選手,あー君選手”と,“寿選手,アミリア選手,gaia201x選手”という編成で試合に挑んだ。
この勝ち抜き戦ならではの特徴としては,相手を倒した後に自身のライフが回復せず,傷ついたままの状態で次の試合に挑まねばならないということ。そのた め,たった一人で相手チーム3人をゴボウ抜きといった展開は難しく,ほとんどの試合で両チーム共に3人目が登場する結果となった。
2回戦は,第1試合の途中でマシントラブルが発生。   arad RMT復旧にかなりの時間を要してしまい,これが両チームのコンディションに若干の影響を及ぼしたかもしれない。
結局,日本チームは2試合とも“1-2”と惜敗。結果,ポイントは「3-5」となってしまい,日本チームは韓国チームにリードを許すことに。

0 件のコメント:

コメントを投稿